駅に向かう途中で私は気分が悪くなり歩けなくなった。
「大丈夫!?」
優は優しく私を支えてくれていた。
「ゴメ…無理…タクシーで帰る」
私がそう言うと優は
タクシーを捕まえてくれて二人でタクシーに乗った。
ここからなら1000円もしないで帰れる…はず……
そう思いながら私は優のひざ枕で眠ってしまっていた。
パッ!!
っと起きた時にタクシーのメーターが
1500をこえていた。
「えっ!?」
私は跳び起きて優を見つめた。
「あぁ。起きた?蘭さんの家わからないからとりあえず俺ん家行こうかと思って」
優がそういうと優の家に辿りついた。
「あっ…じゃぁ、お疲れ」
私がそう言うと
「女の子より先に帰れるかよっ。しかも蘭さん酔ってるし」
「でも…私平気だから」
と、その時…………
グイッ!!っと引っ張られ
「いいからおりる!!」
私はタクシーをおりました。