ガチャ
ついさっきまで愛しい人が入っていたお風呂だ。
賀夜の香りで充満して包み込まれているようだ。
風呂を上がって部屋に戻ると賀夜はベットでテレビを見ながら、うとうとしていた。そのぼ〜っとした顔がまた可愛い☆
由紀「お風呂、ありがとうございました。」
賀夜「うん、ごめん、ちょっと寝かけてた‡」
由紀「いいですよ!寝ましょうか?」
賀夜「ぅん、ベッド、シングルだから私ソファで寝るね」
由紀「なんでですか?!一緒に寝ましょうょ?イヤですか?」
賀夜「嫌じゃないよ♪じゃあ寝よっか☆」
由紀「はい♪」
ふたりはベッドに入ったが、由紀は背を向けていた。賀夜「由紀ちゃん、こっち向いて!」
由紀は緊張で動けずにいたが呼ばれたからには振り向かなければならない。
由紀「どうしたんですか?」振り向いた。そこには、眠たさで目がトロンとした賀夜がいた。すごく愛しいと思った。
賀夜「手繋いで」
由紀「はい」
子供みたいに小さくて、温かい手だった。
スゴイ幸せ。可愛い。
しばらくすると賀夜は眠ってしまった。
安心してくれてるんだ。
賀夜「ん。。。由紀。。。ちゃん。。。」
賀夜の夢にまで自分が出てると思ったら凄く嬉しくなった。
好きな人が真横で寝ているから、眠気が来ない。
ずっと賀夜の寝顔を見ていた。朝まで。