「やべぇ…処女犯すみたいで、マジ興奮する…」
「処女だよ。童貞じゃないけど…」
智佳史を忘れようとして言い寄ってくる、女を片っ端から抱いた。けど、男は智佳史が初めてだ。
「大丈夫…力抜いて…痛くしないから…」
右手で春日自身を扱きながら、智佳史は腰を動かした。
先っぽが少し、春日の中に潜り込む。
「うっあ…あぁ…」
ゆっくりと、智佳史は腰を進める。
「痛くないの…?」
痛みは、ある。けど、智佳史の右手が与える快感の方が、勝つ。
「もう、今ひとつになったよ」
智佳史は、春日の手を掴むと、結合部に導いた。
智佳史のモノが、根元まで収まっていた。
春日の目から、涙がこぼれた。
「動くぞ…」
智佳史が、激しく動き出す。
「やあっ…あっあっ…」
春日の体が、ビクンと跳ねる。
もっと快感が欲しくて、春日は腰を浮かし、智佳史の腹に、立ち上がった自身を擦り付けた。
智佳史も、それに答えるように、深く腰を打ち付けて来る。
「ち…かし…はっ…ん…もっ…イく…」
「はる…ひ…俺も…一緒にイこ…」
智佳史は、春日の足を肩に担ぐと、更に深く腰を打ち付けた。
クチュ…クチュ…
智佳史の先端から溢れる蜜が、濡れたような音を奏でる。
春日のソコは濡れるわけないのに、女の様に、ソコを濡らしている様な錯覚に落ち入る。
春日は、女の様に腰を振り、智佳史の背中に爪をたてた。
「はっ…あぁぁぁ…ん!イく…イっちゃう…」
春日は、智佳史の腹に精を吐き出した。
春日のソコがキュッと締まる。
それと同時に、深く打ち付けた智佳史自身が、春日の中で、果てた。
「あ…ん…ちか…し…」
「はる…ひ…」
二人の時間が止まる…。