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SHOW14

HK  2007-04-18投稿
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愛子は体重をほとんど金網にあずけていた。
そうしなければ立っていられなかった。
今ここで尻餅をついたら起き上がれる可能性はない。

「あんたのアソコ、汁まみれであったけえなぁ!」
太郎の指が裂け目を押し退けて愛子の蜜壺の入り口に届く。
粘膜の壁はすでに大洪水を起こしていた。
すぐに武骨な指を潤滑液が覆い、そこへ肉壁がまとわりつく。

「ぁあ!」

愛子の全身に電流が走り、身体を吊る糸が切れたかのように一瞬、腰からカクンと落ちた。

愛子は慌てて頼りない下半身に鞭打って支えようとする。
だが身体は金網をズルズル滑っていく。
必死に目を開くと目の前に太郎の日焼けした中年太りの体躯が視界いっぱいに映る。
愛子はあがくように太郎にしがみついた。

「おっとぉ!何だい?我慢できなくなっちまったかぁ!?ガハハ」

太郎は倒れかかっていた愛子を抱き留めようと、遂に愛子の腕を掴んでいた左手を放した。

とっさに愛子が反応する。
もう、今しかない!お願い!動いてぇ!
愛子は心のなかでそう叫ぶと大きく踏み込んだ。
快感と疲労で満足な動きがままならない身体に最後の檄をとばす。
太郎の肩に左手をあてると、右半身を引いた。

「我慢すんなよぉ?」

羞恥からくるあがきだと勘違いした太郎は愛子の肩を抱き寄せようと手を伸ばす。
次の瞬間、油断しきりでだらしなく口を開いた太郎の鼻めがけて愛子は力一杯の拳を打ち込んだ。

「げばぁ!」

太郎の奇声のような悲鳴があがる。
へっぴり腰でフラフラな身体のかなりスローな振りだった。
まわりから見れば何とも情けない一撃だが太郎はまともに鼻の柱にくらって膝から落ちる。

アナウンスからダウンが宣告され、カウントが始まる。
会場から不満や驚きが混ざった歓声が聞こえる。

愛子は時計を確認した。

残り時間はちょうど2分になるところだ。

いける!

希望の光がはっきりと見える。

カウント5が告げられる。
太郎に目をやるとまだうずくまっていた。
鼻から血が流れ出てるのが見えた。

このまま終わってくれないだろうか・・・。

愛子自身、ひどい有様だ。
疲れ果てて胸を隠すのすら忘れている。

だが太郎は起き上がった。
ゆっくり顔をあげる。

顔の下半分を真っ赤に染めて、怒りの表情を浮かべていた。

「この・・・アマァ」

続く

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