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遊び 1

きゃん  2007-04-23投稿
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サヤの心臓は破裂しそうだった。
 
 
 
ここは大学の体育館横の器具庫。電気は消えていて、誰もいない。
 
 
 
 
サヤと、博文を除いては。
 
 
 
「サヤちゃん……」
 
 
 
 
博文がサヤの肩に触れた。サヤは後ずさりする。
 
 
 
 
「近…よらないで…ください……。」
 
 
 
 
サヤはサッカーサークルのマネージャーで、博文は1つ上の選手だ。
 
 
 
整った顔立ちとサッカーのうまさから、女子学生の注目を集めまくっていた。
 
 
 
もちろんサヤも、博文に憧れている1人だった。 
 
 
 
「サヤちゃん…なんで?俺のこと、好きなんでしょ?」
 
 
 
博文の手が、サヤの頬に触れる。唇が近づいてくる。

 

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