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瞳4

 2007-04-30投稿
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桐也の目が近い気がする。
気のせいではなかった。
今度こそ拒否しなければ。

「ちょっと!!いい加減」

泣いていた。

桐也の目には涙が溜まっていた。それは桐也の頬をつたって零れ落ちていた。
「か、梶乃くん」

「ごめん、嫌われたくなくて、俺、どうすりゃいいのか」

「お願い、泣かないでよ、私が泣かしたみたいに・・・きゃ」桐也は顔を動かさず理子の足を手で撫でていた。
「ダメ!やっ・・・ぁ」
理子は思わず声を上げてしまった。すぐに声を潜めた。
「梶乃くん!いい加減にして!もっと別の方法で仲良くなれ」理子は紅く染まった頬に触れられ言葉を遮られた。
「理子さん、綺麗だよ」

理子さん。

初めてちゃんと名前を呼んでもらえた。
「梶乃・・・・・・くん」

理子の理性はこの授業中、堕ちた。

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