「桐也」と名前で呼ばせたことにより、完全に伊那谷 理子を支配したと、桐也は確信した。
「もう少しゆっくり脱げよ」
「だ、だって」
下半身はとうに限界だった。
理子はなりふり構っていられる状態ではなかった。
下着を脱ぎ、理子は下半身を露わにした。
「その状態で体育館行ってみろよ、ハハ、冗談だよ」
言っている途中で理子が泣きそうになったので桐也は言葉を止めた。
「もう十分でしょ!?私・・・」
「我慢出来ないんだろ?」
男子トイレの一番奧の便座に桐也は座った。そして理子を自分の両膝の上にまたがらせた。
「俺の肩に掴まれば落ちないから、そう、大丈夫だろ?」
理子はすでに真っ赤な顔をさらに赤らめた。
(こんな恥ずかしい格好・・・・・・)
しかし、お互いの下半身はジリジリ近づいていた。
まるでその行為以外頭にないかのように、理子は桐也のモノをじっと見つめていた。
「こういうこと、初めて?」
「あ、当たり前じゃない!私、彼がいてもキスもろくに・・・・なのに・・・・・・こんなの」