「逃げ・・・ぐぉっ!!」
倒れている桐也の腹に蹴りが入った。
理子は桐也をかばった。
「ひどいよ!こんなに・・・・・・大勢・・・・・・・・・なに・・・・・・・・・・・・これ」
少なくとも100人はいる。
全員、理子を見て不気味に笑っていた。
「理子、はめたんだ・・・学校中で、キミを・・・」
「このクラスの女子が伊那谷理子を犯せるって言ってきたからさ」
100人以上の男子はざわめいていた。
「理子、逃げろ!!!!」
今はもう教室中、廊下中に男子が密集している。
理子はたちまち制服を引き裂かれ、壁に粘着テープで固定された。
夢だ。きっと。
桐也付き合つたあたりから。
夢なんだ。
「待って、桐也を・・・」
「それは出来ねぇだろ、警察に連絡されたら終わりだしな」
「先生もあとから来るとさ」
「女子はみんなして帰宅だよ」「早く始めろ〜!!」
もう全学年の男子が集まり終えたのだろう。300人以上の男が呻き、叫んでいた。
「これから、梶乃桐也とヤってもらおう」