――ある夏の日――
俺は近所に住む3つ下の明日香に再会した。黒のロングをポニーテールにして夏のセーラー姿。それだけで俺の理性は狂わされる……『お兄ちゃん 久し振り〜〜』 満面な笑顔が夏の陽射しとよく合う。『おう、元気か?』『元気だけど暑いよぉ〜』明日香は胸の辺りを掴みパタパタと空気を入れながら言う《胸デカクナッタナ。》『何で、暑いんだぁ―!』
『逆ギレ!?・笑』
『あはははは』明日香はバカ笑いしながら俺を見ていた。『なら、俺の部屋来る?』『涼しいなら行く――!!』明日香は直ぐに返事を返してきた。