サテラは四つん這いになりながら謝った。
「げほっ、ごめん・・・飲み込めなかった、けほ」
周はサテラを抱き上げた。
サテラはお姫様だっこをされて、誰が見ているわけでもなく恥ずかしくなった。
「大丈夫か?」
さすがにいつも元気なサテラもここまで激しくされると体力は残っていなかった。
周に寄りかかり体を拭いた。
「夜に、続きしよ」
濡れた制服を乾燥機に入れ、バスタオルを身体に巻き付けた二人はベッドに戻った。
この格好でいるとだんだん恥ずかしさが戻ってきた。
サテラは周に寄りかかり、彼の顔を見上げた。
周もサテラを見た。
「サテラ、寝たいなら寝ていいよ、俺はここにいるから」
サテラは嬉しいのか悲しいのか分からない複雑な表情をして眠りについた。
周は傾き落ちそうな夕日を窓から見ていた。