愛子は自分の右脚を持ち上げられたのがわかっていた。
だがどうにも身体が動かない。
全身がこの気持ち良さで溶けていってしまいそうな気さえする。
今、この時だけの感情なのは間違いないが、家に帰る事も、反則を仕組まれた事もどうでもよくなってしまった。
抵抗しようにも脚はおろか、上半身はうつぶせるようにしなだれたまま動かすことができなかった。
右脚が大きく開かれる。
足の先が天井を向く程持ち上げられて太郎の肩にかけられた。
濡れたままのア○コがスースーする。
入り口の辺りに何かが触れた。
何かはわからなかったが想像はついた。
それでも動けなかった。
身体が欲しがっているのだ。
太郎が何かボソボソと言ったが聞き取れなかった。
どうでもよかったからだ。
愛子は観念してそっと目を閉じた。
入っておいで・・・。
愛しい何かを受け入れるような高揚すらある。
自分の秘肉をかきわけて堅い男性そのものが入ってくる。
より敏感になっている粘膜を蹂躙される。
たくましかった。
そのまま雌の喜びに身を任せる。
太郎の分身は奥の壁に当たってとまった。
「ぁ・・・」
愛子は中を満たされた快感でわずかにのけぞる。
官能の吐息をもらし、唾を飲み込む。
艶やかに喉が蠢いた。
中の肉の棒がゆっくり出入りを始めた。
「ぁ、んん、ぁん」
一度おさまりかけていた快感の波が再び大きくなってくる。
愛子はさっきまでよりもずっと穏やかな気分でそれを味わう。
誰を気にする事もなく腰がうねる。
そのたびに若い秘肉が太郎の分身を締めつけていく。
自分の身体に出入りするそれの形がはっきり思い浮かぶ。
汗が吹き出てくる。
「ぁぁ・・・ぁ」
濡れた髪が乱れ悶える愛子の整った顔の頬や首にはりついて妖艶さを増していく。
「サイコーだ。おまえ」
太郎はそれを見て興奮を高めた。
段々と出し入れする速度があがる。
一旦、動きを止める。
脚をおろして愛子の尻をかかえて再び四つんばいにさせた。
そして後ろから突く。
パンパンパンパン!
激しく肉がぶつかる。
「ああ!も・・っとぉ!ああん!」
愛子が叫ぶ。
「イッ・・・ちゃう!んー!」
愛子の背中が反り、太郎の分身を締め付けて絶頂を伝えてきた。
太郎も我慢できなくなってくる。
腰を目一杯、若い肢体に打ちつけた。
何度も、何度も。
続く