今日は久しぶりの飲み会だった。
仕事が終わると理奈はすぐに居酒屋へ向かった。
そこには一年ぶりぐらいの仲間がもう8人も集まっていた。
今回の飲み会は学生の時の仲間で、個人ではちょくちょく会っていたが、こうみんなで集まる事は一年に一度程度なので、理奈はすごく楽しみにしていた。
みんな終電を気にして23時ぐらいには帰って行った。
裕二、拓、さつき、理奈は家が居酒屋から近いのもあって0時過ぎまで飲んでいた。
さつきは彼氏が迎えに来て帰り、残りの三人も帰る事にした
裕二は飲み過ぎて立てなくなっていた
拓と理奈は裕二に肩をかし三人で電車に乗った。
「もぅ裕二飲み過ぎだよ」
理奈が言うと拓が
「久しぶりだもんな。楽しかったんだろ」
そんな何気ない会話をしてるうちに端の席が一つ開いたので裕二を座らせ
理奈と拓は二人で話をしていた。
するとある駅でいきなり人が沢山乗ってきた。
「キャッ」
理奈が人に押し潰されそうになった
拓はグッと守るかのように理奈を抱き寄せた。
「有我と。さすが終電・・・人すごいねっ」
理奈は顔を赤らめ拓に言った。
「すげーな・・・」
拓が言うと電車が激しく揺れた。
拓は必死に理奈を支えたその時!
おもわず理奈の胸を掴んでしまった。
「アンッ」
理奈がイヤラシイ声をだした。
恥ずかしくなり二人共沈黙が続いた。
「ごっごめ・・・」
拓が謝ると
「たっ助けてくれたんだもんいっいいよ」
と理奈が答えた。
その後も駅にとまる度に人が入ってきて
もう入れないぐらい満員になった・・・
拓は理奈の後ろで理奈をずっと守っていた。
しかしお酒を飲んでいたこともあり、何度か理奈に触れる度理性が押さえきれなくなり
両手で理奈の胸をどさくさにまぎれて掴んでしまった。