「ああ…っ皐月様…ぁ」
わずかに開けられた窓から暖かな風に乗せられ花が薫る。月明りの中に浮かぶ二つの躯。愛撫に喘ぐ美郷の声が部屋の中にこだまする。
「ああっ、…」
クリトリスを摘まれ、美郷の身体がビクンとのけ反った。
「あん会長…ぅ」
「ダメよ美郷、名前で呼んでって言ったでしょ?」皐月が優しく正した。
「は…はい皐月さま…んんっ…!」
美郷は一ヶ月前にこの学園に転校して来たばかりだった。慣れない女子寮生活で美郷を助けてくれたのは、目が眩むほどに美しくて優しい生徒会長。美郷は会長とだんだん親しくなり、ある日会長が美郷にキスをして、美郷は会長の夜のお相手をするようになった。今日も会長の部屋に来て、愛撫を受けている美郷は悦楽の絶頂にいた。
「ホラ…ホラ、どうなの?美郷」
「あん…イイ…イイですっ会長…ぅ」
皐月は美郷の柔らかな胸の膨らみに唇を当てた。吸ったり舐めたりしながら、舌を少しずつ乳首へと這わせてゆく。
「はぅ…んく…」
美郷はじらされて呻き声を出した。