「じゃまた明日、練習で!」博也はもう1度私をギュッと抱きしめて帰って行った。私もドアに鍵をかける。体が、熱い。キスだけじゃ足りないみたい。もっと、博也が欲しいよ。もう我慢デキナイ…。
「こんにちは〜!お願いしまーす。」今日も練習が始まる。博也と目が合う。はにかむ。「やっぱりスキ…」メニューはいつも通り楽しくこなした。ゲームもして、テンション上がるし、今日もいい運動しました!みんな口々に「お疲れ様でした〜!」「お疲れ様〜!」と言って帰って行く。グランドに残ったのは博也と私だけ。「昨日のこと夢みたいすね?」「うん、ほんと。信じらんない。」「杏奈さん?」「んッ…」不意に唇を塞がれた。昨日と同じ。最初は軽く。だんだん激しく。今日は私も少し積極的に。「んっ…はぁ」「なんか杏奈さん、積極的じゃん。」 「ん。だって、好きだから。」それを聞いて博也は一段と激しいキスをする。も…ダメ。頑張ったけど、どんどん力が抜けてく。私がクタッとなったのを見て博也は笑う。「俺の勝ち。罰として今から俺ん家寄ってって?」勝てるわけない!でも博也の家は行きたいからいいかな。「だけど何〜?何かあるの?」「うん?まだ内緒。」
家には誰も居なかった。「お母さんお出かけ中なの?」「うん、弟と出かけてくるって。」…えっとこれは覚悟したほうがいいのかな?「部屋行こう。」「あ、うん。」昨日と変わらない博也の部屋。「杏奈さん、動揺し過ぎ。そんなに俺に抱かれたい?」博也は笑って冗談めかして言った。「うん。」私はいたってマジメに答えてあげる。「え?!今うんって言った?」「うん。」私も笑う。「本気にするよ?!俺は杏奈さん抱きたいと思うけど、別に急がなくたっていいから!」「大丈夫だよ。っていうか博也と、したいの。」ふっと落ち着いて、悟ったように博也が言う。「杏奈、おいで。」そしてキス。「はぁっ…」また息ができなくなる。クラッとしたところで、博也のキスが首筋に移った。「ん…」そして博也の手が服の上から私の胸に触れる。「ぁ…やぁ。」今度は服の中に手を滑り込ませて、ブラの隙間から。「んっ……」声を抑える。「我慢しなくていいよ。まだ帰って来ないから。」「ん。…ッ…はぁ」服を脱がされ、下着だけになった。「ジャージっていいね!」博也が言う。「杏奈さん、すげー可愛い。」ブラも外され、恥ずかしくて目をつぶった。