ﾃﾞｰﾄ当日、私は朝早く起きて9時のバスに乗り込んだ
バスで１時間くらいか、やっと加奈子のいる町についた
(待ち合わせ時間12時だょなぁ…早く来すぎたみたい…。)私は待ち合わせ場所のｼｮｯﾋﾟﾝｸﾞﾓｰﾙへと向かいお店を見ながらひたすら加奈子が来るのを待った
ﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞｰ おっ！加奈子からだ
｢あｯもしもし加奈子？もう着いたぁ？｣
｢うん着いたょ今どこ？｣
｢ｽﾅｯｸﾌﾟﾗｻﾞ！もう遅いょ〜15分は待ったょ？｣ ウソだ…笑。
｢ｺﾞﾒﾝｺﾞﾒﾝってねすぐ着く｣
すると加奈子が姿を現した、２人は携帯電話を持ったまま目を合わせる
｢ぉ〜ｯあぃかぁ久し振り！元気だったぁ？｣
｢うん加奈子めっちゃ会いたかったょ｣と加奈子に抱き付く 本当に嬉しかった、加奈子もそんな私を包んででくれる でもそれは普通に友達としてのﾊｸﾞにすぎない
｢ってか本当にこんな町で良かったの？ここ遊ぶ所少ないよ？｣
｢いいの！あぃかの町よりかは都会だもん。それに加奈子にあんまりお金使わせたくないし｣｢優しいねあぃかは｣
｢優しくするのは加奈子にだけだよ｣
て私は意味ありげに答える
｢ばかｯ｣
と加奈子は照れ笑いをする、今日も可愛いなぁ…。
私がお金に気を使うねは理由があった…加奈子は3月に学校を辞めていた、その理由を聞き出すのに何日もかかって加奈子はやっと答えてくれた
大学に行きたいからバイトをやって学費を稼ぎたいからだった、私はﾁｮｯﾄホッとし、加奈子を尊敬していた なぜかって？恥ずかしながら、加奈子は学校で何かあって行けなくなったと思っていたからだ 悩みがあるなら聞いてやろうと思っていたのに、加奈子が理由を言った時は笑ってしまった
私より考えが大人だったので加奈子がもっと好きになった 夢を追う素敵な女性ってとこか、しかも勉強もできて可愛いなんて…完璧すぎる
今の私には加奈子が眩しかった
私はそんな彼女に近付くためここ一ヵ月ﾑﾀﾞな事をしていた気がする
頭が良くなるにはまず本だと思い、｢ﾀﾞﾚﾝ･ｼｬﾝ｣という本を読んでいる
実際加奈子は本が好きで私にｵｽｽﾒをして来るほどだ
分厚い本は私にとって興味の無い存在でしかなかった でも好きな女の子に読んでみてとｽｽﾒてくるので読んでみると以外に楽しかったりする
今では二巻目の半分をすぎた所だ
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