…でも、ライバルが減ったのは嬉しいかも…。
また、僕は星史朗を見つめた。
「……」星史朗もじっと、僕を見ていた。
「…何だよ…?」僕は、上目使いにガンを飛ばして星史朗に問う。
「……」無言のまま、まだ僕を見つめる星史朗。
「僕の顔に……
……なんかついてる?」
「いや…」
「じゃぁ〜何だよ!」
突然、星史朗の美しい指達が僕の髪の毛と優しく絡まるのだった。
「へっ?」
なーんてことでしょ!?
こーなりゃ次は……?!
マウスtoマウスの濃厚な
らぶらぶ!ぶちゅ〜か??やっと、この想いが報われる日がきた!!!
いわゆる恋愛成就オメデトウゴザイマス(^o^)v
ってヤツでございますネ!
僕は、感動で涙が滲んできた。
星史朗は、真夏の日差しのようなキラキラ眩しい白い八重歯を見せて頬笑んで…僕に向かって叫んだのだった。
まるで、セカチューのように愛媛の島のど真ん中で、絶叫したのだった…。
「春彦ぉ〜お座り!!!」
と……。