「奥さん…力を抜いて…バイブで抑えているから漏れませんから…」
さすがに浣腸器のようにスムーズにはいかない。本来そこに入れるべきでないものが入れられようとしているのだから無理もない。「あぁ…っく…うう…」
由紀子がすっと一瞬力を抜くと、押し付けられたバイブがぐぐっと肛門を広
げ、亀頭部分が飲み込まれた。あとはスムーズだった…ローションを潤滑液にバイブはじわじわと肛門内の汚物を押し戻すように飲み込まれていった。
「あっ!…ああ!…はぁ…っ!う、うむ…」
「フフ…これで奥さんのお望みどおりだ…」
部長は根元まで挿入されたバイブのスイッチを弱く入れる。
激しくはなかったがバイブがうねりと振動をはじめ、由紀子の肛門をかき回し、先ほどはクリトリスを刺激した枝分かれした触手が、今度は膣口に浅く入り込んで振動する。
「んん!…んあぁ…あんん…」
由紀子の声は苦悶に耐えるものであると同時に次第に甘くとろけるようなものに変わっていっていた。その証拠に触手の挿入されている膣口からは淫らな液体がとめどなくあふれ出ている。
「気持ちよさそうですなぁ…奥さん…」
部長はそういいながらピンクローターを取り出し、とどめだと言わんばかりにクリトリスに押し当てる。「ああ!…部長さん…わ、私…もう…あぁ…」
由紀子の手はいつしか背後にいる部長の腰を自分の美尻に押し付けるように抱き寄せていた。部長の勃起したペニスが美尻の形を変え、先端からあふれる透明の液体を付着させる。
「フフ…奥さん…そろそろ我慢できないんでしょう…?」
「あんん…は、はい…」
苦悶の中にもとろけるようなものが混じった視線で部長に従順に返答する由紀子。
部長はサラダをいれるつもりで置いてあったサラダボールをテーブルの上から床に下ろし、由紀子をその上にしゃがませた。
「奥さん…バイブを抜きますが、漏らしてはいけませんよ。漏らしたらもう一本浣腸です…いいですね?」「そ、そんな!…」
由紀子はぐっとアナルに力を込めた。バイブがゆっくりと引き抜かれていく。