「美紀、今日家寄っていく?」仕事の帰りに同僚のに声を掛けた。「うん、早くに終わりそうやし寄っていこうかな」と美紀は笑顔で答えた。
美紀と私は少し前から世間が言う「コイビトドウシ」の関係。ただ少し違うところは美和も私も女の子なのだ。なぜこんな関係になったかと言えば私が一目ぼれしガンガン猛アプローチして落としたのだ。現実は小説より奇なりとはよく言ったものでまさか本当に落とせるなんて思ってなかったから、当の本人が一番驚いてる。
部屋に入り取りあえず二人でソファに座ってテレビを見る。目は画面を追ってても意識はお互い相手を感じている。どちらからともなく手をつなぎ、体を寄せあう。目が合い私は一度ほほ笑んでからおでこにキスする。「なんて可愛いんやろ」私は心の中でつぶやく。美紀はうれしそうにほほ笑み返し、今度は美紀の方からキスを迫って来た。今度は唇に。
「ン、、、ハァ、」
二人はお互いの舌を絡めて、吸って、これ以上ない程にお互いを求めて激しくキスをした。私は舌を美紀の首筋へ伝わせる。「くすぐったい(笑)」美紀は体をよじって私の舌から逃げようとする。それがたまらなく色っぽくて体が芯が熱くなった。
止められない。