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憂欝?

碧音  2007-09-15投稿
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美月は大パニックだった。目を覚ますと時計は10時を過ぎ、デートの待ち合わせまであと30分しかない。

しまった!!

美月はあわてて着替え、啓児の車に乗り込む。

ごめん!!美月。急ぐから!!!

啓児君。ごめんね!!!

バタバタとアパートに戻った美月は携帯を手に涼矢に電話をする。

涼矢?ごめんね!!寝坊しちゃって!!!これから出る支度するの…。

え〜??俺もう出ちゃったよ??直接迎えに行こうかぁ?

うん!!ごめんね!!!

美月はワンピースに着替え化粧をした。
鏡の自分をみて、ふっと昨晩を思い出す。下半身がジンっと熱くなり濡れているのがわかる。

だめだ。私の中から抹殺しなければ…。

その時、玄関のベルが鳴った。

涼矢だ…

玄関を開けると優しい笑顔の涼矢がいた。

こら。ねぼすけ!俺を忘れてんなよ。

その言葉にドキっとしながら美月は涼矢に抱きついた。

涼矢。今すぐ私を抱いてほしいの…

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