今日も
愛はきれいだ。
細い指
細い腕
かわいい口
そして可愛い目
僕はみとれていたんだ。
だから他の女なんて手に入らなかった
いつも
愛の方が
愛より
愛が……
なんて考えていた。
だけどそんなの
通用しない。
兄妹だから…
その朝僕は
ぼーっとしていた。
愛「ねぇ..大輝お兄ちゃん…今日テストなんだあ。どどうすればいいかなあ。なんかね数学が..」
泣きべそをかきながら
愛が言う。
大輝「…っいちいち…そんなのしらねぇよ!もう中学生じゃないしこっちで精一杯なんだよ!」
愛「………!
だよね..な…なんかこーゆうのは友達にきくべきだもんね!お兄ちゃん…ごめんなさい。」
パタン…
愛はなきながら
部屋を出て行った。
だって愛があんな格好をするから