どんなに抵抗しても、所詮大人と子供。
俺が、虎太郎に叶うはずない。
発展途上の俺の息子を、虎太郎に握られる。
「あっ…こたろ…やめっ…あんっ…」
そのまま扱かれたり、先っぽを撫でられたり…。
虎太郎は、ピッチャーの腕もピカイチだが、エッチの腕もピカイチなのである…多分。
俺が、虎太郎との関係を辞めたいのに辞めれないのは、この手に与えられる快感から逃げられないから。「彗の先っぽから、いっぱい露が出てきたよ。どうして欲しい?」
イカして欲しいなんて、恥ずかしくて言えるわけないだろう。ボケ!!
俺が、口を真一文に結んで快感に耐えていると、虎太郎が指でわっかを作って、息子をギュッと握り締めた。
行き場を失った快感が、逆流してくる。
「あっ…やだ…放して…」「どうしたい?このまま、イカずごけになりたい?それとも、自分でする?」
虎太郎が、空いた方の手で、先っぽを刺激してくる。
イキたいのに、塞き止められているから、イケない苦しさに、俺の理性は吹き飛ばされる。
「…イカして…!」
自分でなんて、とんでもない…。
虎太郎は、ニッと笑うと俺自身を口に含んだ。
あぁ。こうやって、いつも俺は、ほだされるんだ。