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彼氏の弟。

(゜∀。)  2007-09-25投稿
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「どうしたんですか?」

立ち尽くす私に声をかける。全てにおいて陸とかけ離れている彼が。


「な、なんでもっ…」

「じゃあ、座って、お茶でも飲んでって下さい。余韻冷ましに。」

その余韻がなんの余韻なのか気づき、頬を染める私を伶くんはクスリと笑った。


ソファーに腰掛けると、数分して、湯気が上がるミルクティーが運ばれてきた。

受け取って口に含むとじわりと甘い味が広がった。
「俺、甘いの好きだから砂糖入れすぎたかもしれません」

そう言われてみると確かに甘ったるい。


「ん、別に平気…おいしい」

そうですか、と伶くんは言うと、少し間を空けた私の隣でテレビに見入り始めた。

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