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智佳  2006-01-16投稿
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暑い夏の日のことだった。
「暑い・・・」
目眩のなかで思う。助けて、先生・・・
「大丈夫か!?」
気づくと青年に抱きかかえられていた。
「徳子!」
「史也」

「徳子、無理に鍛えたりするな 体を休ませるんだ」
「でも、先生」
「よくあることだ」

置いていかないで、先生
「有り難う 史也」
「無理するなよ」

その日の放課後

「史也」
「和田先生」
「徳子のことをどう思う?」
「えっ」

「知っているんだ。お前が女子なことは」
「なっ」
「服を脱ぐまでもない」
「ぎゃ〜」
「こんなところ触ったりしたのか!?徳子に!!」
「痛いです真剣にやめてください先生」

「徳子に手を出したのか?」
「助けおこしただけです」
「何だ」

寂しそうに先生は言った

「ごめんな史也」
「ふざけてたんですね。俺男子です」
「いや本当にすまん」
「次みんなに言いますよ」
「悪い可愛い史也」

それを徳子は見ていた
「結局先生には近寄らないようにしようっと」

次の日
「服の上から触られただけ」
「本当に?」
そっとふれてみた。
「痛いからやめてほしいけど」
史也・・・まさか


胸にかすかなふくらみがあった

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