「はじめて登録します。怖くて…でも出会いがないので。このまま何もないままおばあちゃんになりたくなくて。少しづつ距離を縮めたいです。」と書いてあった。顔は、年齢より若く見える…またサクラだと嫌だから、後輩に見せてからにしようと思った。「俺も、写メ送るのが、やっぱり礼儀だよな」と思い、なぜかスーツを着て、鏡をみて顔をみた。ヒゲをそり、新聞紙を広げて、光を集めて写メを何枚か撮った時には、すっかり朝になっていた。真剣に選んだ一枚を彼女に送る…返信は、こなかった…「何馬鹿やってんだよ」そう呟くとスーツを脱いで叩きつけるとまた寝た。夢の中では、見知らぬ女の子と、セックスをしていた。体と体をぶつけあい、あそこからは、お互いの愛液が溢れ、シーツを濡らしていた。生でやっているらしい。俺は、顔のわからない黒髪が肩までの、ぽっちゃりめの女の子とお互い向き合いながら、その子を下から突き上げていた。声は聞こえないが、体を反らし反応している。「痛いなら言って」と俺は言っていた。その子の手が俺の背中を掴んでいた。そしてベッドに押し倒したところで目が覚めた。もちろん起っている。「あ?いい夢だった…」俺は呟いていた。