[PR]
i-mobile

紫陽花[003]

紫織  2007-10-08投稿
閲覧数[13337] 良い投票[0] 悪い投票[0]

それから、なんだかよく、陽介が教員室の私の席に逢いに来ていた。生まれて初めて誰かに「先生」と呼ばれ、抵抗を感じていた私に、陽介と陽介の友人は「紫織さん」と呼び、親しみを持ってくれたことが嬉しかった。
こんなことが続き、陽介が20歳になる頃には食事にも出かけていた。もちろん、複数で。教師の私と生徒である陽介と二人きりだなんて、世間体より何より、私自身が崩れそうな気がしていた。
あの、少し苦しい胸の痛みと共に、陽介の温かい目や優しい声が私を熱くさせようとしていた。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 紫織 」の官能小説

もっと見る

女教師の新着官能小説

もっと見る

[PR]
i-mobile
オススメ広告


▲ページトップ