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紫陽花[006]

紫織  2007-10-08投稿
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もう23時の時間が過ぎていた。最後、戸締まりをしていた時に陽介が声をかけてきた。「紫織さん。仕事お疲れ様。」「村上くん…まだ居たの?早く帰ろ。私が最後なんだから。」陽介はほほえんでいた。「戸締まりなんていいから、星を見ようよ。綺麗だったよ。」…星なんて仕事が忙しくて全然見て無かった…。「な、何言ってるの。帰らないとだめだよ。」無視をして教員室の窓のカーテンをしめていた。すると私の手を握る陽介が居た。やだ…ドキドキする…。「星、本当に綺麗なんだ。この窓の外からも見えるから。ね。」…なんて笑顔を私に見せるんだろう…。
私は、弱すぎる…。誰も居ない教員室の堅いソファーに座って星を見上げた。本当に綺麗だった。忙しい毎日も慣れない社会人もなんだかどうでもよくなった。
「綺麗…。」こんな綺麗な星空してたんだ…。気付かなかった。「だろ?最近、紫織さん、俺らに冷たいからショックだったんだ。」…確かに先生を保つため必死だった。「星見て癒されて。本当綺麗だよなぁ。」と陽介は星を見上げた。「本当…綺麗…。」私も星に目をやった時、陽介は私の首筋にキスをしてきた。チュっと音がしたのだ。

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