高校時代はアパート生活だったんだよね。
学生寮っていうのかな。そういうのが沢山建っているところでさ。
だから結構一人暮らしを満喫できた。友達も気兼ねなく誘えるし。
付き合ってた女の子も何度か遊びに来てたわけよ。
その日も彼女(っていうか仲がいい友達)が遊びに来ててさ、
いくら何度も来てると言っても、やっぱし結構どきどきするわな。
部屋狭いからテレビを見るにはベッドに腰掛けるしかないし。
そうしたらな、東洋医学の特集番組が始まったわけよ。
東洋医学ってのは、まあ要するに針灸とかツボのアレだよ。
水着のネーチャンを実験台にして「やせるツボ」を押したり。
んで、ツボ師がビートたけしに突っ込まれたり。
それ見てたらな、彼女、名前が由紀っていうんだけど、
そいつが「私もやってみようかなー」なんて言い出したわけよ。
んで、「背中は俺が押してやるよ」っ感じになったわけだ。
由紀は「ちょっと怖ーい」とか言いながらも素直に腹這い。
俺は堂々と触れるだけでもラッキーだし、嬉々としてツボ押し。
けどな、「痛ーい」とか「くすぐったーい」とか聞いてると
だんだん精神がケモノと化してくるわな。そりゃ。
スカートも結構危ないところまでめくれてたし。