「はぁ…はぁ…っ」陽介の息づかいが耳にかかる…。耳や首筋にかかる息がまた快感へと変わる。なんとなくぎこちない動きが焦らされてるみたいだった。「気持ち…いい?」何度も聞いてくる声が本当に愛しく思う。まだ20歳の学生なんだなって…。出し入れされる陽介の性器の動きが増すと共に卑猥な音と私の喘ぐ声が重なる。「村…上く……気持ち…いい…」「俺の…目見て…紫織の感じてる顔…見せて…」…陽介の声はこんな感じる声だっただろうか。名前を何度も呼ばれて感じていた。キスもたくさん…あぁ…ふわふわする…っ。「あぁん…いく…っ」陽介の腕に掴まって唇をぎゅっと閉じた。変になりそう…。「も…やめ…て…っ。また…いきそ…」動きを止めない陽介に私は懇願した。「まだ…いくの?」恥ずかしくてくらくらする。あぁだめ…またいく…。「……っあ…だめぇ…」出して挿れる行為はまだ続けられていた。「俺も…いって…いい?」「…ぃ…って…お願…」もうちからが入らないまま絶頂へまた導かれる私がいた。「あぁ…いくっっ……」その瞬間精子は私の胸に放たれた。「はぁ…はぁ…」ティッシュでそれを拭きながら倒れこむ陽介は私を抱きしめながら仰向けになった。