「おまえも最低だよなー」
ぞろぞろと男の子が入ってくる。
「……いや!」
今更あがいてもしようがない。
もう見られてしまっている。
回り続けるビデオがあたしに伝える。
「かわいいじゃん!」
一人があたし手をかける。
逃げなきゃ……っ!
でも、いうことを聞かないあたしの足はもつれて男の子ごとベッドに倒れこんだ。
〜♪
口笛と野次が聞こえる。
自分を窮地に追い込んだことを理解できた。