深夜2時。ふと目が覚め、足元を見ると酔いつぶれ雑魚寝をしている大学のサークル仲間が数人。
(そうだ、うちでホームパーティしてたんだっけ…)
一人暮らしの私の部屋には全員が布団で寝るスペースなど無く、友人たちは好き勝手に転がっている。
素直で可愛い後輩のマヤ、ムードメーカーのユウコ先輩、幼なじみのテツヤ、リーダー格のカズキ先輩。皆よく眠っている…。
私は寝汗が気持ち悪く感じたので、皆を起こさないように移動し、シャワーを浴びる事にした。
私の借りている安いマンションはユニットバス。鍵は潰れていて、誰かがトイレに起きたとしたら鉢合わせ…。でも皆酔いつぶれているし、大丈夫だろうと思った。平気と言うよりは、むしろスリリングに感じてしまった。
(もし、テツヤかカズキ先輩が急に開けたらどうしよう?)
(すぐ横で用を足されたら…あそこが見えちゃったら…?)
私の悪い妄想癖。考え出したら止まらなくなり、シャワー室でつい自分の股間に手を伸ばしてしまった。
クチュ…クチュ…
(あの二人…どっちの方が大きいのかなぁ…)
クチュクチュ…
(おっきくて、太いのにぐちゃぐちゃにされたい…)
「はぁ…ぅんッ……」
(やだ、こんな声誰かに聞かれたら…)