甘美な雰囲気に呑まれそうになってしまったが、私は今日は危険日だ。コンドームもないのに続ける訳にはいかない。
「せん、ぱ…、私…今日駄目な日なんです……。これ以上はもう…先輩?」
ちゅっ
「ちょ、先輩…」
ちゅば、ちゅば…
再びキスをし舌を絡めてくる先輩。
「ぅんっ…ゃ、だ、だめ…ですぅ…!」
軽く先輩を引き剥がした。
「はぁ…はぁ…」
ガッ!
「痛っ…」
先輩は私の手首を掴み、壁に押さえつけた。真っ直ぐに私の瞳を見据える。
「ゃだ…放し…!」
私が顔をそらすことなどお構い無しに、唇を重ね合わそうとしてくる。そして、下半身を擦り付けてくる。先輩は服の上からでも分かるほどに勃起していて、服を着ていない私にはその生々しい感触が薄い布越しにすぐに伝わってきた。
「ダメぇ…やめてぇっ…!」
先輩は下半身を擦り付けながら、耳元で囁いてくる。
「一人であそこ弄くったりしてさぁ…入れて欲しかったんじゃないの?」
「やぁ…ンッ」
「体はさぁ…素直みたいだけど?」
クチュクチュクチュ…
先輩が私の大事なところに指を入れてくる。
「ダメ…本当に……!」