そして、真衣は群集の中に驚くべき人物を見つけた。
(日向野くん………?)
どう見ても真衣を見て驚き、状況を理解していない様子だ。
真衣は賭に出た。
「わ……私が選ぶ権利は無いの?」
山内は微笑した。
「オークションになんないだろ?」
真衣は残された絶望の道を選ぶしかなかった。
日向野くんが私を買ってくれるまでイかない。
脳波を測定する装置を頭につけられ、絶頂の瞬間を判断されるらしかった。
(絶対にイかない…!)
三十万からスタートした。
前戯も無しに挿入される。
「………!!ぅ………!」
「ああ気持ちいい〜!!有沢ぁ!」
男がステージ上で真衣と交わるのを見て、金額は少し上がった。
「ナマ中出しかよ!」
「たまんねぇ…!」
真衣は喘ぐのもこらえ、次々と挿入される肉棒の衝撃に耐えた。
ナカは早くも精液でドロドロである。
「…っはぁ!!っはぁ!っはぁ!」
何十回と体を重ね合わせ、暑さと体力消費で息が上がった。
何よりこのまま日向野に値段を付けてもらえず終わるかもしれない。
いや、その前に絶頂に達したら…。
次の男は真衣の割れ目では入りきらない大きさだった。
真衣は自分の割れ目が無理やり男に広げられ突かれたのを感じた。
(イっちゃう!!!こんな大きさ!!!日向野くん早くぅ…!)
「ん…!ん……!あ!ん!」
「おっとついに喘ぎだしたぞ!そろそろイっちゃうのかな?」
(ま………だ……!!!絶……対…!!イかな……)
真衣はイク寸前の痺れる感覚に陥った。