お兄ちゃんがもっと変な気持ちになったら…
怖い…
でも、そうなって欲しいのもホント…
だって…ナナも…そうなんだもん!
ちゃんと抱き合ってるのに、もどかしい!
(私…おかしいの…変な気持ちは…お兄ちゃんだけじゃないよ…ナナだって…)
私を抱いた腕にちからが入った!
(ナナ…)
あ…
キス…!?
…
…口の中に…お兄ちゃんが入って来る…
どうしよう…どうしよう…
絶対しちゃいけないこと…今してる!
いいのかな…
こんなことコトして、ホントに大丈夫かな…
私が夢見てたことが今…現実に…
お兄ちゃんの舌…
少し強引に私の舌に絡み付いてくる!
いけない!
でも、こんなにも密着してる!
お兄ちゃんを口の中に…いっぱい感じてる!頭がぼ〜っとしてきた…口の中で…お兄ちゃんとひとつになってる…
時間が止まったような気がした…
…
お兄ちゃんは緩やかに勢いを下げて、唇を離した…
ハッと気が付くと、口のまわりがベタベタになってる…
ハア…ハア…ハア…
興奮し過ぎたみたいで、恥ずかしくなった…