翌日姉ちゃんを見ると、想像せずにはいられなかった。同じ屋根の下で、顔を見ていると、かなりリアルに映像が浮かんで来る…
姉ちゃんって、多分あの時はあんな顔…するんだろうな…
「なに?キモいよ」
あ…視線がいやらしかったかも…
「耳掻き返せよ」
「あ、ああ、はい」
「ったくぅ」
長いストレートの髪がなびいて、シャンプーの香り…
たまんないな…
何日か、オレは密かに一人で興奮してたが、どうしても客になってみたくなった…
そこで給料が入る日に、カードに書いてある番号に電話をかけてみた。
『アヤノちゃんですか?いや彼女は人気あるんで、早めに予約入れてもらえませんか』
へぇ…姉ちゃんすごいんだな…
『他の子なら大丈夫ですよ』
「いや…他の子じゃ…」
姉ちゃん、どんな顔するかな…
張り倒されるかな…
蹴りが入るかも知れない…
「あ、じゃ他の子…」
『なんかお好みはあります?』
「えっと、巨乳で、可愛くて…」
巨乳っても…あんまりデカいのやだし、可愛いって、アテになんないしなあ…
第一…
『…はどうですか?』「…」
『お客様?』
「やっぱ…アヤノちゃんで…」
オレは三日後に予約を入れた…