日向菜「ん…」
目を開けると目の前は神田が…
しかし寝起きのため
状況がすぐに飲み込めなかった
日向菜(ん?ちょッ…えッ?)
「か…神田君…?」
神田「ぁ、ゴメン…
ギターとりにきて…」
(神田はいつも昼休みに
ギターを弾いていた)
日向菜「ぁ…ぁぁ、そぉなんゃ」
…………
沈黙が続く…
神田「あのさ…」
日向菜「ん?」
神田「まだ朝丘スキなん?」
日向菜「えッ?……まぁ
ぁとちょっとで
諦めきれそぉ…かな
神田君は……スキな人できた?」
神田「ぁーぅん…まぁ…」
日向菜「そっか…
ってかもぉこんな時間ゃん?
帰らなぃと…」
立ち上がった瞬間
背中から何かが落ちた
日向菜「ぁ…コレ神田君の?」
神田「ぁ、うん、ゴメン」
日向菜「えッ、ううん、ありがとぉ
んじゃもぉ帰るね」
(やっぱ神田君って優しぃな-
安心する)
そぉ思いながら
教室のドアへ向かった
ガタンッ?
日向菜「えッ…?」
(ドア動かへん…?)
開けようとしたドアを神田が押さえていた