(やばい・・・。めちゃくちゃ眠い・・・寝よ。)
今は6時間目の国語。
突然眠くなった夏帆は寝る事にした。
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン・・・
(・・・ん・・・誰かいる・・・?)
夏帆が目を開けてみると、遼平がいた。
「遼平・・・?」
「あ-、夏帆やっと起きたな!」
「えっ?」
「もう真っ暗だからさっ、一緒に帰ろ?」
「え?」
♪〜♪〜
あたしの携帯だ!
FROM:母さん
件名:Re
本文:今日は帰って来ないで。
-END-
(またか...。)
「ど-した?」
「うちん家父さんがでてっちゃってから母さんと2人で暮らしてんだけどさ、母さんは夜の世界に入っちゃって、たまに帰って来たら家に男呼んで寝てんだあ。朝になって家に帰ると大金あんだけどさ、罪滅ぼしのつもりかなあ?」