何か囁きたかったけどそんな余裕もネエ。頑張れ俺!
間を持たせるため強くディープキス。そりゃもー強くね!
このキス、なんか由紀のいい思い出になってるらしい。
間を持たせるためだったなんて口が裂けても言えねえ。
由紀の歯が当たって口内炎ができたなんて絶対言えねえ。
「痛い…?」 「うん…けど、大丈夫」
涙声じゃねえか。そんなに痛かったのか。ごめんよおお。
つーかお前痛かったら言えってば。
「違うの、痛くて泣いてるんじゃないの」
どうやら処女喪失時でセンチな気分になっていたらしい。
ちょっとホッとする俺。さて、いつ引き抜いたらいいんだ?
かなりの時間がたってからゆっくり引き抜く。
ぐおお、こ、この刺激! スポーツ選手&処女の締まり!
俺このまま抜けないんじゃねえかと一瞬マジで焦ったYO!
引き抜きながら、ハンカチをあてがう。エロ小説のマネだ。
後で見たらハンカチには血がうっすらと滲んでいた。
スポーツ選手ってのはそんなもんらしい。
なお、由紀には内緒だが、このハンカチは捨ててない(w
その夜はそのまま抱き合って寝た。
寝るまでに甘々な言葉責めを続けたりしたが、略す。
俺の初陣はこうしてマクを破った…じゃねえや閉じた。
引き抜くときにちょっと漏れたのはご愛嬌だ。