「…恥ずかしくないんですか?」
「別に…。この『お口』で稼いでマスから心にもないおべんちゃらもデマかせも平気でいへま〜ふ?」
「…サラダ油たぁ〜っぷり飲んでいつまでもペラペラさえずる『お口』でいて下さいね?」
「ありがとうさん(^з^)-☆」と言いながらウインクまでする伊野。
(…死んでしまえ…)と心の中で強く願う僕。
「今『死ね』って思ったろ秋人?冬のボーナスの査定マイナス20ポイント」
(ひっ??また、人の心の中読みやがった…ょ)
「やややめて下さいよ〜
僕、ローンで車、買ったばっかりなのにィ〜?それでなくてもマイナスポイント稼ぎまくりなのにィ〜?」「よし!マイナス50ポイント決定〜♪」
「…?」
伊野宏樹…お前は、霊能力者か…??怖すぎる…?
「なぁー秋人ぉ、ついでだから温泉いかねぇ〜?」
「…」これ以上、心の中を読まれてマイナスポイントを稼ぎまくって、『ボーナシ』にならない為に僕は、寝たふりをきめこんだ。
「なぁーなぁー、背中流しっこしようぜ!」
「…」(無視、無視?)
「秋人のくせにこの俺様をシカトしやがるとは…可愛くねぇ…?ラブホテルに連れ込んで無理矢理犯るぞ!!」
「…」(ド変態???)