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禁煙(07

ちぃ  2008-01-14投稿
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神野の中は予想以上に熱く締め付けてきた。下手な女より全然イイ。気を抜くとすぐに果ててしまいそうなくらいだ。

「んっ…んんっ……桐島、の、おっき……」

「痛くねぇ?」

「ちょっと…でも、大丈夫」

目に涙を浮かべて痛みを我慢してるのがわかる。

「オレの中…桐島で、いっぱいなんだ、ね…うれしい…」

荒い息で途切れがちに言いながらふにゃって笑うから、俺の神野の中に入ってるモノが一層質量を増した。

「え?ちょっ…桐島!」

急に律動を始めた俺に焦る神野。

「やぁ…は、激しい…っ」

甘い吐息を洩らす唇に荒々しく自分のそれを重ねる。
もう何も考えられない。
残ったのは快感を貪る本能のみ。

「そんな…あっ…も、ダメぇ…」

「俺も…っ…出すぞ」

「あ…ああー――っ…!!」

神野の一際高い声と共に、俺は中から抜き出し同時に腹の上に白濁液を吐き出した。

「…はぁ…はぁ…」

神野の隣りで横になり、息を整える。こんなによかったの久々だな、なんて考えながら。

「…オレの腹の上…ドロドロ」

上半身だけ起こした神野が、白く汚れた自分の腹を撫でている。というよりは、俺の出したのと自分の出したのを混ぜている…?

「へへっなんかエロいね」

「…なに喜んでんだよ」

確かにエロいけどな。

「だってうれしんだもん。…桐島ありがとう」

ありがとう、だなんてまるでこれが最後みたいじゃねぇか。

「なにお別れみたいなツラしてんだよ。まさかお前、これで終わりだと思ってんの?」

神野の切ない表情を隠すように頭をグシャグシャにしてやった。「え?え?」とか言ってテンパってるのは無視して続ける。

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