《ギシギシギシ》薄暗い部屋に響くのは、ベットのスプリングが断続的に軋む音。こんな擬音から連想するといえば男女の情事以外はない。泰子は、今日も息子の昭人に捕まり、午前中のうちから腹に3回分の精子を注ぎ込まれていた。若さとは、ソレだけで立派な凶器だ。家の中で逃げ惑う泰子だったが、夫が仕事に行けば昭人に恐いものなんてない、母親の腕を掴み、ユックリ抱ける自分の部屋に連れ込んでしまえば、嫌がり暴れて抵抗する泰子を体力の続く限り犯し続ければ昭人は満足だった。『キャハハハ・・待って−−』家の近くで子供の笑い声が聞こえる。不意に現実に突き返され、自分が快楽に溺れかけていた事に泰子はハッと我に帰った。何度、息子にイカされたのかは自分でも分からない。生理のあがった自分の体は、まさに息子の性欲処理にはもってこいの道具だった。イキたくなったら中出しをする息子が、精力が尽きるまで何度でも泰子の体を弄んだ。子宮が縮まり、膣が轢く付く、自分が何度も犯されながらイッテいる事は結合部の感じで息子もわかっているはずだ。《ピピピ‥》枕元に在った息子の携帯電話がなり、息子は腰を振りながら電話に出た。荒い自分の息遣いが電話の相手に聞こえるのではないか、心配になり声を押し殺そうと努力する泰子を尻目に。息子は更に激しく奥へと突き刺すピストン運動で泰子を責める。「アッアッ‥」明らかに喘ぎ声が漏れ、何度目かのクライマックスに達しそうな泰子の耳元に、息子が通話中の携帯電話を押し当てる。「今、エロビ観てんだけど、やらしい声でイクから聞いてみて‥」相手は同級生で、よく家に遊びに来る子だった。この衝動は止まらない。「ア!イヤアアア――。イクッ―――」息子の思惑道理、電話越しにテレホンセックスまがいの事をさせられ、知り合いの子にアノ時の声まで聞かれた泰子は、激しく体をばたつかせ、快楽の落とし穴へと転落した。「うん、待ってるから」息子は電話を放り、泰子が着ていた服を脱がせ始めた。五十路とは思えない引き締まった泰子の体‥ ※ 続く