藤沢には、秘密があった。冬子の写真を合成して、冬子の顔に犯されてる女の体をはりつけたり、冬子があそこをあらわにして縛られた写真をつくったりしていた。それをパソコンの中に保存しているのだ。その日の放課後も、藤沢はその画像を眺めていた。想像の中で冬子をひざまずかせ、手を後ろに縛る。わけがわからず泣く冬子の髪をつかみ上をむかせ、その美しい顔に勃起したペニスをつきつける。嫌がる冬子を平手で思いきり叩いて、それから… そんなことを考えていると、後ろに気配を感じ、ハッと振り返った。
冬子がいた―。
パソコンの画面の中の、自分の写真を真っ青な顔で見つめていた…。