こんなシチュエーションでなければ痛いだけの事が、不思議と快感だった。初めて唇を交わす相手に少し乱暴ではないか。もしかしたら、この人かも知れない。そう思った瞬間鳥肌が立った。
セイ「お前…何か、ヤバい…」
荒い呼吸をしながらあいつは私の耳元で囁く。明らかに体温が上がっている。
ワタシ「ずっと…ずっと…こうしたかった…欲しくてたまらなかった…」
囁き返してあいつの耳たぶを軽く噛んで吐息を吹き込んだ。
セイ「オァッ…っと!やめろ…」
一瞬あいつはかぶりを振った。こういうのは慣れてないんだ、かわいいやつ。すかさずあいつは私の上着を捲りブラを乱暴にずらした。
ワタシ「ちょっ…と…」
身体を起こしかけた私をあいつは自分の体重で押さえつけた。無造作にずらされたブラは乳房に食い込み、乳首は上を向いていた。私は期待で鳥肌が立ちっぱなしだ。
あいつは貪るように乳房に吸い付いてきた。舌を丁寧に使うような事はしない。口一杯に含んできつく吸い付かれた。
ワタシ「アゥッ!待って…お願い、アアンッ!ちょっ…と…アアアッッ!」
ほとんど身動きできずに、奪われるままだ。快感に浸りながら、少し怖くなった。初めて壊されるかも知れないと思った。