[PR]
オススメ広告

突然の誘惑1

Ki*  2008-01-31投稿
閲覧数[8864] 良い投票[0] 悪い投票[0]

6畳半程の小さな音楽準備室。
薄暗くなった部屋の中に璃子はいた。
 
「よし、コンクールの練習はここまでにしとこ」
 
長々と続いていた個人練習を終え、璃子は帰り支度を始めた。

辺りには誰もいない。
璃子はいつもの賑やかな学校とは違う、何処か静かな雰囲気に不思議な感情を抱いた。
 
「もう、皆帰っちゃったのか…」 
 
少し寂しげに落ち込む璃子。
そして窓の外を見れば、夕日は西の空に沈もうとしていた。
冬の季節の為、辺りが闇に変わるのは早い。
暗くなる前に急いで帰ろうと、鞄を持とうとしたその時だ。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 Ki* 」の官能小説

もっと見る

恋愛の新着官能小説

もっと見る

[PR]
i-mobile
オススメ広告


▲ページトップ