俺の名前は「鈴木 悠」
俺にはずっと一緒の幼なじみがいる…
名前は「水野 雪」
小さい頃は、家も近所でよく二人で遊んだりしていた…
でも、今は違う…
俺は学校では派手な連中とつるんで、色んな悪さもよくしている…
その点、雪は違う…
学校では成績トップの優等生で、美人で有名な孤高の花のような存在だ。
そんな俺は、ずっと雪の事が好きだった…
高校の受験も雪と一緒な高校に行きたくて、死ぬ気で勉強した。
同じ高校に通っていても、高3になった今、俺と雪の住む世界は違った…
俺は進学はしないで、普通に会社で働くつもりだ。
でも、雪は有名な大学に行くらしい…
俺と雪の間には、もう接点なんて無くなっていた…
もう…昔の話か…