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好きなんだ…

恋空  2008-02-05投稿
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学校も終わり、家まで歩いていた時だった…



遠くの方で、俺の家の前に誰かがしゃがんでいるのが見えた…



俺は早足で、自分の家の前まで歩いて行った…


そこには、しゃがんで泣いている雪がいた…


俺はびっくりして雪に声をかけた…

『雪!どうしたんだ?誰かに何かされたのか?』

雪は泣きながら俺に顔を向けた…

そして、黙って俺に抱きついてきた…



『……雪?』
俺は突然の事で訳が分からなかった…



『…少しだけ……少しだけ…こうしててもいい…?』
雪はそう言って、しばらく俺に抱きついたままだった…

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