「ん…ん…っんア…はぁっ…」
「あはっ陸斗そんな声出せんだ?
やらしーね…キモチインダ?」
兄ちゃんはいつも俺をいじめるときみたいにもの凄く無邪気な顔で俺の事見てる
非道い…
あんなに激しく触ってきたくせに
俺がイク寸前で止められた
手の代わりに片足を俺の股間に入れてゆっくりじわり
動かしてる
―陸斗…こんなに堅くして
駄目だろ…?
「あっ…!」
耳元で囁いた後首筋をツぅ―っと舐めあげられた
わざとだ…
兄ちゃんは知っててやってる
感度の高い所を刺激しまくって
俺がイキそうになると止める
もどかしい舌使い
手と足の動き
その証拠にさっきから愛撫をする度に俺の顔を舐める様に見つめてくる
悪魔…
くちゅちゅっくちゅっ
くちゃっ
あぁっ…あっはぁ…ン…
クチュックチャクチュクチュ
外は雨
俺達以外誰もいない部屋には
なまめかしい愛撫の音と俺の喘ぎ声が響いていた
時々兄ちゃんの甘い吐息まじりの言葉も…
全部で攻められる…
キョーダイなのに…
男同士なのに…
「陸斗?」「ふ…っやだ…あん…っやめ…て」「やめるの?ならもっと抵抗シテ?今の陸斗の声じゃモットサワッテに聞こえちゃうんだ」
俺の幼いながらの理性が
兄ちゃんの言葉と
非道い愛撫に消え入りそうだ