いつも通勤ラッシュに揉まれながら通っていたため、ガラガラの車内に何処か新鮮味を感じた。
「誰もいないから、イスに足のせちゃおっ!」
アユは四人席の窓側に座り、前のイスに足を乗せて座った。
…乗ってから五分ぐらいが経ったのだろうか…アユは外の景色を見ながら、眠たそうな顔をしていた
…すると突然…
少し遠くに座っていたサラリーマンがアユの席に近寄ってくる
アユは、我に返りイスに乗せた足を降ろした
リーマンはアユに話かける
「あのーっ…相席良いかな?」