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好き…?

あや  2008-03-09投稿
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「んっ…」

まいは突然のことに戸惑い、水野から離れようとした。が、そう簡単には離れられないほど、水野は強くまいを抱きしめていた。
チュッ…チュッ…

「んんー…み…水野さ…んっ…」

水野は舌を入れようとしたが、ふと我にかえりまいから離れた。

「あっ……ごめん。なんか…何やってんだろ、俺。」

まいは放心状態だった。何が起きたのかまだ理解できていなかった。

「加藤、ごめん。か、帰るね…」

水野が後ろを向いた時、まいは水野に抱き着いた。

「水野さん、私…私も………好き」

水野は驚いた。そんなこと全く気付いてなかったのだ。

水野は振り向いてもう一度キスをした。
チュッチュッチュッ…チュパチュピ…
さっきより優しく長いキスだった。

「んっ…あっ……はぁん…」

水野はゆっくり離れて

「今日はもう帰ろう。お母さんも心配するから。」

そう言うと、まいのおでこにチュッとキスをして帰って行った。

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