美樹は輝を見れなかった。
「ママに何でちんちんが付いていないのか、よくわかったよ。」
輝は元気よく言った。
「そうだ。ママは恥ずかしい事をされるのが大好きだからな!ママはチンポの言いなりだもんな?」
美樹は項垂れていた。
だが、股間の疼きはどうしようもなく、スケベ汁でシートにシミを作るしかなかった。
飛行機が成田に着き、一行が入国審査を終えて出てきた。
外は雲一つない晴天だった。
その足で迎えに来た車に乗り込み、一行は人里離れた山奥の採石場跡に向かった。
広大な敷地の採石場跡地は周囲を壁の如くそびえた山に囲まれていたが、すべての山が荒々しく岩肌を露出して、木々も茶褐色に覆われていた。
一行の車が、その荒涼とした敷地に入ると真ん中の辺りに、同じようなワンボックス車が何台も集結していて、クレーン車も停まっていた。
中央付近には、キングサイズの広々とした大きなベッドが何台も並べられ、車から降り立った美樹と万里は、そのベッドを見た瞬間、後で起こる自分達の姿を容易に想像できた。
美樹と万里が車から降り立つと、一斉に口笛や罵声、冷やかしの声が上がった。
集まった人数は、今までの宴の中では一番多かった。