学校は終わり家へ帰った俺は自分の部屋でくつろいでいた。
するとノックがして啓が入ってきた。
「よぉ」
啓の顔を見ると今日の昼休みを思い出す。
あの時俺がパニクってた事‥‥バレていないだろうか?
「どうかした?」
平静を装って言う。
「今日好きな人いるって言ってたの本当か?」
なんでそんなタイミング良く聞いてくるんだよ‥‥‥
あーぁ‥‥もういっそのこと
ウバッテシマイタイ‥‥
「あぁ、そのこと?本当だよ?」
少しずつ近づいて言った。
「そうかよ…」
啓が少し目線を落とした瞬間俺は啓を押し倒した。
「ってぇ!!何すんだよ」
「ん?押し倒してんだけど。」
微笑を浮かべながら言った。
「わーってるよ!!なんでんなことしてるのかって聞いてんの!!」
「俺が好きな人ってのは啓の事。俺もうおさえるの無理だから。黙って抱かれて?これ主人の命令。」
「は?抱かれ‥‥っんッ‥」
口を塞いでやった。
「‥‥っン‥はぁ‥‥ん」
そして舌を入れ歯列をなぞり角度を何回も変え弄る。
名残惜しくも唇を離すと銀色の糸が2人を繋いだ。
俺は啓のボタンに手をかけた。